割った後のNucleoをそれまで通りに使う
Nucleoを割った時の備忘録
Nucleoを割ってSTLinkV2-1をゲットできます
残った本体も普通に有用なのでそれまでと同様に使えるようにしたいです
今回使ったのはNucleo STM32F401REです
割る前は
SWDでデバッグ
USART2を使ってSTLink経由でprintf等を使っていました
割った後は
STLinkのSWDピンを割り当てられているピンにつなぎます
STLink CN4 Nucleo本体
1.VDD_TARGET 今回は繋ぎませんでした
2.SWCLK PA14
3.GND GND
4.SWDIO PA15
5.NRST NRST
6.SWO 今回は繋ぎませんでした(使うとしたらPB3)
また、STLinkのJP1のUSBコネクタと反対側のピンをNucleo本体のVDD(今回はCN7の5番ピン)につなぎ、STLink側から電源供給します
.これでSWDでの書き込み等ができるようになりました。
次に、割る前も使っていたSTLink経由のUARTを使うため
STLinkのCN3のTXRXを本体のTXRXと繋ぎます、が
ここで私は少し躓きました
本体表面に見えるTXRXと書かれたピンをSTLinkのTXRXのピンにつないでもうんともすんとも言いません
実は購入時のままではArduinoコンパチのピン配置のピンヘッダにはUSART2のTXRXに割り当てられるPA2、PA3はつながっていません(ArduinoでいうところのD0,D1)
なんという罠(マニュアルに書いてあるのを読んでいなかっただけ)
裏側のSB62とSB63をはんだブリッジさせて導通させると表のピンまでつながります
今度こそTX/D1とRX/D0ピンを、STLinkのCN3のTXとRXに(ただしTXはRXに、RXはTXに)繋げて
適当にUARTで文字列を送ってTeraTermで表示させると
これまで通りに通信出来ていることがわかりました
これでNucleoを割る前と同じことが出来たので
これからもバンバン躊躇なく割ることができますね